大規模修繕工事用語辞典「りぺあぺでぃあ」  修繕とは

修繕(しゅうぜん)とは

修繕(しゅうぜん)とは

 

経年劣化や壊れた場所を、「元の状態に戻す」ことです。

 

●マンション大規模修繕においての「修繕」とは、例えば、「ひび割れ浮きが発生した部分のタイル斫り取り躯体コンクリート補修を行い、周辺と同色のタイルを張り付ける」、「ポリウレタン樹脂の塗装面が経年劣化してきたので、高圧洗浄後に、再度ポリウレタン樹脂塗料で施工する」、「屋上ゴムシート防水剥離や浮きが目立ってきたので、古い防水層を撤去し、新しいゴムシートを張り付ける」などです。
●「元の状態に戻す」、といっても、塗装面の色合いが変わったり、タイルや目地セメントの質感が変わったり、修繕の痕跡は残るもので、完全に元に戻るという訳ではないことを工事説明会などで言及する必要があります。
修繕工事が、「元に戻す」ことであるのに対し、改修工事は、「元の状態以上の性能にする」工事のことです。
 例えば、「アクリル樹脂の塗装面が経年劣化してきたので、高圧洗浄後に、より高性能なシリコン樹脂塗料で施工する」、「タイル面の目地セメントからの雨水浸入などを抑制するために、外壁専用のクリアな撥水剤や防水材を塗布する」、「屋上に塩ビシート防水密着工法を施していたが、防水層の経年劣化やふくれなどが目立ってきたので、新規防水として、下地の影響を受けにくい<塩ビシートの機械的固定工法>を施工する」 などです。

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