経年劣化(けいねんれっか)とは
分譲マンションなどの構造物で、コンクリートなどの躯体、またはモルタル・塗装などの仕上げが、年月が経つにつれて性能・品質が落ちていくことです。
(deterioration over time)
●例えば、塗装面や防水層の保護材が、雨風・紫外線などによってチョーキングを起こしていく、塩化ビニール樹脂系防水層が可塑剤が減っていき固くなっていく、ということです。
●RC・SRCのコンクリートも、初めは内部鉄筋の状態をよく保つ「アルカリ性」ですが、外部からの影響で酸化していき、「中性化」します。これによってコンクリートの被り厚が少ない箇所の鉄筋は発錆・腐食していき、表面コンクリートを押し出し、剥離させる「爆裂」及び「露筋」を引き起こします。
●あくまで自然になっていく劣化であり、上を歩いているとウレタン塗膜防水のトップコートが摩耗していった、というような「損耗(そんもう)」とは異なります。
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