大規模修繕工事用語辞典「りぺあぺでぃあ」 モルタルとは

モルタル(もるたる)とは

モルタル(もるたる)とは

 

セメント、水、細骨材(砂)を混ぜてできる材料です。

 

●接着力があり、タイル、レンガなどの接着や、目地材に使用されます。
●モルタルと砂利を混ぜ合わせれば、コンクリートになります。
粗骨材が入ったコンクリートの様な強度はないので、構造部材としては利用できません。
●コンクリート面に仕上げ材として使用されることもあります。その際、経年劣化で「浮き」を起こすことがあります。
●浮きが生じた場合の補修方法は、アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法や、状態が酷ければ、斫り取って再びモルタルで埋め戻し、元の状態を保持する工法がありますが、官公庁工事などでは、浮き部周辺にカッターを入れて直線で斫り取り、埋め戻さずに模様のように仕上げる方法も採用しています。
●「無収縮モルタル」「耐火モルタル」などもあり、さまざまな用途で使用されます。

 

 

 

モルタル仕上げ面が剥離した箇所。周囲も浮きがみられる。
<写真>
モルタル仕上げ面が剥離した箇所。周囲も浮きがみられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モルタル面で何が起こっているのか
→ 「塗装面などの劣化(モルタルの浮き)」


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