大規模修繕工事用語辞典「りぺあぺでぃあ」 モジュラスとは

モジュラス(もじゅらす)とは

モジュラス(もじゅらす)とは

 

シーリング材などの弾性体が、引っ張られたときに戻ろうとする力(引張り応力)のことです。

 

●シーリング材を50%伸ばした時の引張り応力を50%モジュラスと呼び、この値が一般にシーリング材のモジュラスを知る基準になっています。
●単位は、N/㎟ と kgf/㎠ であり、例えば、0.2N/㎟ = 2kgf/㎠ です。
●モジュラスが大きいと、伸びにくく(高モジュラス)、モジュラスが小さいと、よく伸びます(低モジュラス)。「モジュラス」は強そうな響きなので、「大きいと硬い、小さいと軟らかい」と考えれば覚えやすいです。
●挙動が大きな目地(ワーキングジョイント)や幅の広い目地に、高モジュラスのシーリング材を打設すると、硬くて目地の動きについて行けず、破断する恐れがあります。

 

モジュラスを考えたシーリング選定が分かる。
→ 「二面接着と三面接着、どう違う?」
→ 「シーリング材の適材適所」

 


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