ワーキングジョイント(わーきんぐじょいんと)とは
構造物において、動きが大きな目地のことをいいます。
●外壁の仕上げがALCやサイディングなどの場合、それら仕上げ材の温度伸縮や、地震などによる外力で目地が大きく動きます。
●漏水を防ぐため、目地にシーリング材を施します。この際、三面接着にしてしまうと、目地が動いたときにシーリング材に過度な応力がかかり、破断を引き起こしてしまいます。
これは、シーリング材を三面に「びっちり」付けているので、自由な伸縮ができないためです。
●ワーキングジョイントには、目地の動きに対応できる二面接着を施工します。
●ちなみにノンワーキングジョイントには、三面接着を施工します。