防水層(ぼうすいそう)とは
屋上やベランダ・バルコニーなどである程度の厚みを有して雨水を防ぐ膜のことです。
（waterproofing membrane）
●加硫ゴム系シートなどの合成ゴム系シートや塩化ビニル系シートなどの合成樹脂系シートを、下地に接着剤や自着層で張り付ける、若しくは機械的に固定するなどして均一に作られる膜もあれば、ウレタン系などの塗膜防水やアスファルト防水のように、塗膜や溶融材、シートなどで複層・複合的に作られる膜など、使用材料、工法は様々です。
●シートや塗膜によって「膜」をつくって水をとめる防水を「メンブレン防水」といいます。
●庇の天端、梁の天端、斜壁などは、壁面としてとらえるのではなく、改修工事の際は「防水層」として考えることが重要です。
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