防水改修工事(ぼうすいかいしゅうこうじ)とは
新築時の不具合や、経年での劣化、防水機能低下などの理由で行われる、防水層の改修工事のことです。
●屋上防水層の改修、屋根のシングル葺きの改修、ルーフバルコニー床面の改修、バルコニー・ベランダ・階段・共用廊下への新規の防滑性塩ビ長尺シート張り、塔屋上や庇への塗膜防水施工などがあります。
●大規模修繕工事の際にまとめて行われる場合もありますが、防水改修工事のみ単独で行われることもあります。
●新築時の防水工事との「根本的な」違いは二つあり、
①まず一つは、新築ではないので、下地が汚れている、脆弱箇所があるという事です。
この場合は、下地の高圧洗浄・下地調整・下地処理などの工程が必要です。
②次に、屋上などの場合は、既に防水層があるという事です。
この場合は、既存の防水層を撤去してから、下地調整を行ったあとで新規の防水施工を施すか、既存の防水の上から相性のいい防水層を施工する 「被せ工法」を施工するというやり方があります。
いずれにせよ、体系的な防水工事の知識を持った施工業者に工事を任せることが大切です。
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