大規模修繕工事用語辞典「りぺあぺでぃあ」 大規模修繕とは

大規模修繕(だいきぼしゅうぜん)とは

大規模修繕(だいきぼしゅうぜん)とは

 

マンションなどの集合住宅やビルなど、ある程度の大きさをもつ建物が、本来の機能を取り戻すための行われる工事のことです。

 

コンクリートなどの躯体補修、タイルモルタルシーリング材などの仕上げの補修・更新、塗装の塗替えなどの、作業足場を組んでの工事以外にも、老朽化して腐食が進んだ給排水管の更新工事なども指します。
賃貸マンションやテナントビルなどは、建物の所有者がお金を出して発注しますが、分譲マンションの場合は、修繕に必要なお金を全区分所有者が定期的に貯めて、それを元手に工事を発注します。そのお金を修繕積立金と呼びます。
●大規模修繕工事の進め方は様々で、修繕すべきところを1回で全て直す場合もあれば、修繕積立金の貯まり具合によっては、作業足場を組まないとできない工事を優先して行い、足場がなくても後程積立金が貯まったときに残りの修繕工事(外構工事、屋上防水工事、廊下床シート設置など)を行う場合もあります。
●やらなければいけない工事があるが、積立金が不足している場合は、区分所有者から一時金を集めたり、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)や銀行から借入を行い、工事費に充てることもあります。

 

 

 

 

 

 


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