防水工事の際に、端末を納めることです。
●塗膜防水の場合は、塗り込む際(きわ)までを、プライマーからトップコートへの工程をきっちり仕上げる、シート防水やアスファルト防水などの場合は、立ち上げたシートの端末をアルミ製の押え金物で留め、最端部をシーリング処理する仕上がりが、通常の端末の納まりです。●それだけでは端末に水が達するので、「水切り」を付けて防水層の端末に水が行かないようにする設計が必要です。防水材の性能がたとえ良くても、端末処理を疎かにすると、漏水事故を起こす可能性は高くなります。