大規模修繕工事用語辞典「りぺあぺでぃあ」 被せ工法とは

被せ工法(かぶせこうほう)とは

被せ工法(かぶせこうほう)とは

 

既存(旧)防水層を撤去せずに、上から新規の防水層を施工する方法です。
(covering construction method)

 

●既存防水層の撤去がないことのメリットは、
 ・防水層撤去の手間・コストが省ける
 ・廃棄物が減るので、環境にもよい。
 ・撤去中の降雨による漏水の心配がない  等、多々あります。 しかし既存防水が塗膜防水の場合を除いて、ほとんどの場合は立上りの防水層を撤去しなければなりません(経年で接着力が低下している等の理由)。
●既存防水層の上に新規の防水層を張り付ける「密着工法」と、完全には密着させない「絶縁工法」があります。
●密着工法の場合、既存防水層と新規の防水層の相性が良くないと、施工後に不具合を起こすことがあります(例えばアスファルト防水層の上に塗膜防水ゴムシート防水層の上に塗膜防水 など)。
●絶縁工法は、部分的に接着させる方法(通気緩衝工法など)と、特殊な鋼製ディスクやアンカービスなどを用いて機械的に留める方法(機械的固定工法)により、新・旧防水層間に「通気層」を設けて、下地や旧防水層内に滞留する水分の「逃げ道」を作ることで、防水層のふくれを抑制することができます。

 

 

 

 

 

 

 

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