大規模修繕工事を成功させる「近隣への配慮」

なぜマンションの近隣にも目を向けるのか?

なぜマンションの近隣にも目を向けるのか?

 

大規模修繕工事の際は、周辺の方々の生活にも影響を及ぼします。
又、工事を行う方も周辺の状況により制限を受けることがあります。

 

敷地内だけではなく、近隣にも目を向けましょう。

 

近くに学校があると、朝夕は沢山の生徒が通学します。車両通行の際、徐行の必要があったり、通行止めになる道路がある可能性がありますので、確認しておきましょう。

 

小学校が付近にあると、作業車両がマンションに入る時間と重なり、元気なお子さんが道路に飛び出して来たりしますので、特に注意しなければなりません。

 

また、マンションの大規模修繕と同時期に、他現場で工事が始まる事や、近隣道路の工事が始まる場合も考えられますので、くまなく見ておきましょう。

 

作業車両やクレーン車等が時間帯によっては通行できないことがあります。

 

さらに現場付近の道路の広さによっては、大型車の通行が制限されている場合もあります。

 

この場合は、役所に申請すれば許可がおりることもありますので、確認が必要です。

 

 

官公庁工事の入札方式に、「総合評価落札方式」という制度があります。

 

質の悪い業者が低額で落札して、ロクでもない工事をするのを防止するために、落札業者を金額のみで判断するのではなく、現場とその近隣の事をどれだけ把握し、工事を進める上でどのような問題があるかを洗い出し、どのような方法で対処するかという能力も判断基準にする入札方式です。

 

これによって、金額が高くても落札する業者も出てきています。

 

マンションの工事は役所工事ではありませんが、基本的な考えは同じだと思います。

 

 

総合的に判断し、近隣の皆様とも上手に接する事で、マンションの居住者と近隣の皆様が工事前よりも仲良く挨拶を交わすことが出来るように頑張りましょう。

 

 

 

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