マンション内調査の際の調査員アピール方法

調査員であるアピール「不審者ではありません」

調査員であるアピール「不審者ではありません」

 

 

建物調査を行う際、不審者と間違われないために、自分の立場を明示する必要があります。

 

さすがにハンチング帽とサングラス姿で調査される方はおられないでしょうが、普段見かけない人が敷地内でなにやらゴソゴソしていたらやっぱり不安になる居住者の方もおられて当然です。

 

この場合、社名の入った「腕章」、「チョッキ」等を身に着けるといいでしょう。
事前にお知らせがあれば、「あぁ、調査なんだね」と分かります。
事前のお知らせにも、「調査員は、社名入りの腕章(またはチョッキ・ヘルメットなど)を着用します」と明記するとよいでしょう。

 

若し、事前のお知らせなしでも調査が許されているとしても、腕章、チョッキ等を身に着けていると、「調査してるんだね」と思われるでしょうし、「なにしているのですか?」と声を掛けられてもきちんとした対応をすれば大丈夫です。

 

現場で使用しているので、塗料やモルタルが付いたものを着用して調査されているかたのおられますが、やはり調査用に綺麗なものを使う方がよいと思われます。
汚れた腕章やチョッキですと、「なんの工事ですか?」と聞かれる確率がグンと上がりますし、居住者の方への礼儀も考慮すべきです。

 

同じような理由で、現場で汚れ切った作業着で調査するのも控えた方がよいと思われます。
以前、マンション理事長からの依頼で建物を調査している時のことです。
私を含めた数人の調査員が分かれて調査をしていると、理事長が慌てて私を見付けて言いました。
「今日は工事じゃないよね!? 住民の方から工事の人がいるけどなんの工事ですかって訊かれて・・」と。

 

やはり汚れた作業着・腕章で打診棒とカメラなんかをもってうろうろしていたら、「工事かな?」と思ってしまうそうです。
言われて初めて気付き、恥ずかしかったことを今でも覚えています。それからは調査員の身なりをきちんとチェックするようになりました。

 

第一印象を良くするため、居住者が安心するためにも、出来る限り綺麗な服装で臨みたいものです。

 

 

 

 

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