大規模修繕工事用語辞典「りぺあぺでぃあ」 養生材(ようじょうざい)とは

養生材(ようじょうざい)とは

養生材(ようじょうざい)とは

 

建築においての養生材とは、仕上げ面にキズや汚れがつかない様に張り付ける(貼り付ける)テープやボード(板)の事です。

 

シーリング工事において、シーリング材を打設する前に、周囲にはみ出させない様に貼るマスキングテープがあります。
塗装などの仕上げ工事の養生をするために、テープでビニールを貼り付けることができるマスカーがあります。
●床面の養生材に、仕上げ面などを傷つけないようにするための、900㎜☓1800㎜、厚さ3㎜程度の床養生ボードがあります。
 コンパネやベニヤ板も床面養生によく使われるものの一つです。
 養生ボードやベニヤ板は、カッターで切ることもできます。
●壁面やエレベーター内などを養生するために、ポリプロピレン樹脂でできたプラダン(プラスチックダンボール)があります。
 これも主なものは900㎜☓1800㎜であり、カッターで簡単に切ることが出来ます。
 厚みは1.5㎜のものから、10㎜以上の厚みのあるものまでありますが、養生では4㎜以下のものがよく使われます。
足場建地や上部などに設置して使用する、細長い養生スポンジがあります。
 これは対象物を養生するというよりは、人が当たっても怪我をしにくくするという目的に使われます。
養生テープは、貼り付ける場所や期間によって、のりが残る場合がありますので注意が必要です。

 

 その他も注意しなければならないことがありますので、事前に確認する必要があります。

 

 

養生材で”逆に”汚染する恐れがある!?
→<施工しない場所は「なにもしなくていい」ではない>


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