大規模修繕工事用語辞典「りぺあぺでぃあ」 溶融亜鉛メッキとは

溶融亜鉛メッキ(ようゆうあえんめっき)とは

溶融亜鉛メッキ(ようゆうあえんめっき)とは

 

鋼材の防錆処理の一種です。
溶融亜鉛メッキ槽に鋼材を浸し、表面にメッキ層を形成します。

 

●亜鉛メッキ層の表面に、亜鉛の酸化被膜を形成することで、錆が発生しにくく(保護被膜作用)、通常の防錆塗料よりもはるかに防錆効果は優れています。
●万が一表面に傷が入り、鉄部が紫外線や雨風にさらされても、周囲のメッキ層が先に反応し、鉄を発錆から守ります(犠牲防食作用)。
●通常は、「ドブ漬け」と呼ばれることが多いです。
●JIS規格では、鋼材の板厚によって、メッキ層の厚みも変わってきます。
 しかしメッキ層に浸す時間などの要因で、著しく規定の膜厚以上に着くこともあります。
●しっかりした施工管理がなされないと、乾燥しないうちに置くことによる傷、コブができて膜厚が場所により著しく異なる、表面が異常にざらつくなどの不具合が生じます。

 

 

 

 

 

 


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