長期修繕計画（ちょうきしゅうぜんけいかく）とは
分譲マンションなどの建物において、計画修繕を行うことを想定し、数十年後までの修繕の指標を具体的な数値を織り交ぜて表にしたものです。
●外壁や屋上にかかる費用や修繕周期の他、給排水設備、インターホンや照明器具などの電気関係、連結送水管などの消防設備にエレベーターなど、計画に盛り込む内容は多岐に亘ります。
●５年に一度程度で、現在の状況（劣化の具合、修繕積立金の額）などにより見直され、現時点での最適な案により計画修繕が行われます。
●主に設計事務所や管理会社が作成しますが、新築当初はデベロッパーにより通り一辺倒の修繕計画が渡されることが多いので、早いうちに個々のマンションに合う計画を立て直し、修繕積立金などの見直しをすることが望まれます。