大規模修繕工事用語辞典「りぺあぺでぃあ」 屋内消火栓設備とは

屋内消火栓設備(おくないしょうかせんせつび)とは

屋内消火栓設備(おくないしょうかせんせつび)とは

 

建物自体に水源を備えた消火設備です。

 

●地下にある水源から、各階に設置されている屋内消火栓へ送水し、消火に利用します。
●消火栓は、屋内1号消火栓、簡易操作性1号消火栓、屋内2号消火栓があります。
 1号消火栓は放水量が多く(130リットル/min 以上)、警戒区域半径は広いです(25m以下)。その代わり、2人で操作する必要があります。
 2号消火栓は、放水量は少なく(60リットル/min以上)、警戒区域半径も1号消火栓よりも狭いです(15m以下)。その代わり、1人でも操作できます。
 簡易操作性1号消火栓は、1号消火栓と同程度の性能で、1人で操作できるようになっています。
●設置から10年経過すると、「耐圧試験」を実施します。
 不合格の場合、原因箇所を特定し、取替工事を行います。埋設管の劣化が発覚した際は、掘り起こすことが困難な場合が多く、配管ルートを変更して「露出配管(見える場所に配管がある)」にすることが一般的です。
●屋内消火栓設備は、自家製の水源とポンプによって消火するのに対し、連結送水管は、消防車が連結・水を供給し、消防隊が消火します。

 

 

 

 


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