大規模修繕工事用語辞典「りぺあぺでぃあ」 水セメント比とは

水セメント比(みずせめんとひ)とは

水セメント比(みずせめんとひ)とは

 

コンクリート強度に関する指標の一つで、「水の質量/セメントの質量」で表す、水とセメントの百分率のことです。 

 

●水(water)、セメント(cement)の頭文字から、W/Cと記すこともあります。
●例えば、セメント100kgに対して、水650㎏混ぜるとすると、
水(650g)/セメント(1000g) = 65% となります。
●建築では水セメント比は65%以下と規定されています。
●水を沢山入れると、打設の時に施工がしやすいですが、粗骨材(砂利)が下に沈んで均一なコンクリートではなくなることがあります。
水の量が多いと、乾燥収縮が大きく、強度も落ちるなどの弊害があり、さらにあとあとコンクリートの中性化も早くなります。
●よって工場で配合された生コンに、「作業がしやすいから」などと言って加水する行為はやってはいけません。
●水が少ない生コンでも、施工しやすいようにAE剤や減水剤などの混和剤を混ぜることがあります。

 

 

 

 

 

 


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