大規模修繕工事用語辞典「りぺあぺでぃあ」 摩擦接合用高力六角ボルトとは

摩擦接合用高力六角ボルト(まさつせつごうようこうりょくろっかくぼると)とは

摩擦接合用高力六角ボルト(まさつせつごうようこうりょくろっかくぼると)とは

 

高力ボルトハイテンションボルト)の一種です。
強度が必要な箇所に使用される、引張り強度が大きい六角ボルトです。

 

●名前の通り、強い力で締め付けることで、ボルト座金ナット鉄骨や板などの鋼材を、摩擦力で接合します。
●通常、塗装をすると摩擦力が落ちるので、摩擦面は塗装しません。
 又、溶融亜鉛メッキ処理を施した鋼材は、摩擦力が低いので、目粗しをする必要があります。
 目粗し方法は、サンドブラストやリン酸亜鉛処理法があります。
●一部の企業による買占めなどで、市場から消えることがあり、必要な工事への製造が追いつかずに困ることがあります。
●施工勝手がいいことから、現場では「トルシア形高力ボルト」の方が使用されています。

 

 

 

摩擦接合用高力六角ボルト(ハイテンボルト)の例。<写真>
摩擦接合用高力六角ボルト(ハイテンボルト)の例。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トルシア形高力ボルトの例。<写真>
トルシア形高力ボルトの例。


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