鉄骨(てっこつ)とは
建築では、S造(鉄骨造)、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)に用いられる形鋼で、主にH形鋼のことをいいます。
●H形鋼は、フランジ(出っ張り)が広く、高い剛性をもつことで、建築だけでなく、土木、船舶、基礎杭などに使用されています。
●厚さによって二つに分けられ、6㎜以上の鋼材で製造されたものを重量鉄骨、6㎜未満の鋼材で製造されたものを軽量鉄骨と呼びます。
(ここでいう“軽量鉄骨”は、形鋼ですが重量鉄骨よりも薄く形成されているもので、ライトゲージではありません)。
●鉄骨を使用した建物は、S造、SRC造は重量鉄骨、戸建て住宅、低層の集合住宅は軽量鉄骨やライトゲージで建造されることが一般的です。