半自動溶接（はんじどうようせつ）とは
アーク溶接の一つで、「半自動溶接機」という機械を使用して行う溶接のことです。
工場などでは手軽さ故に、被覆アーク溶接よりも多く用いられています。
●半自動溶接機に、コイル状に巻かれた溶接ワイヤーをセットし、手元ホルダーのスイッチを押すことで、溶接ワイヤーとガスボンベからシールドガスが出てくる仕組みです。
この溶接ワイヤーが電極になって、金属を融接していきます。
●溶接する金属によって、溶接ワイヤーやシールドガスの種類が異なります。
●半自動溶接には、「MAG溶接」と「MIG溶接」があります。
●手元のスイッチを押すことで、「自動で」シールドガスとワイヤーが出てきますが、スイッチを押すのは人力なので、「半自動」です。
●マンション修繕工事などの現場では、持ち運びの不便さなどから、さほど使用されません。
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