水分計(すいぶんけい)とは
仕上げ工事を行う際、下地に含まれる水分量を計測する機器です。
●防水、塗装などの工事を行う前に計測され、10%以下が施工可能範囲と言われています。
●水蒸気の逃げ場がなくなる「密着工法」を採用した際、水分計を使用したとしても、後に膨れなどの不具合を起こすことが稀(まれ)にあります。
コンクリートやモルタルの奥に水分が残っている可能性がありますので、表面が乾いているように見えても、降雨の直近などの施工は避けるべきです。
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高周波水分計の例。
防水工事、塗装工事などの下地の水分量を計測する。